今回は外壁施工の進捗をご紹介します。
建物の外壁は、見た目の印象を決める大切な要素であると同時に、住まいの耐久性や快適性を守る役割も担っています。
土台水切り
土台部分には、アルミ製の水切りを設置しました。
「土台水切り」は、外壁の一番下に取り付ける金属の部材です。
雨で外壁の裏に入り込んだ水を外に逃がし、床下や壁の中の湿気も通気口から外に排出してくれます。
つまり、雨水と湿気を外に出して家を長持ちさせる大事な部材なんです。

窓まわりの施工
窓のまわりには「シーリング」というゴムのような防水材を打ちます。
でも、ただ隙間を埋めるだけじゃなくて、きれいに・長持ちするように・将来取り替えやすいように する工夫が必要です。
そこで使うのが 「目地ジョイナー」という部材。
これを入れておくことで、
・隙間の幅をきちんと一定にできる
・シーリング材がしっかり密着する
・将来、古いシーリングを取り替える時もスムーズ
つまり、雨に強くてメンテナンスもしやすい窓まわりにできるんです。

電気設備まわり
外壁に設置する電気メーターボックスや引込みカバー、換気フードなどは、外壁の仕上げ色に合わせてブラックで統一しました。全体に調和を持たせ、引き締まった外観に仕上がります。


サイディング施工完了
外壁のサイディング貼りが完了しました。
本建物では最終的に塗装仕上げとするため、下地として塗装用のサイディングを採用しています。

ここまで「西野の家」として工事の様子をご紹介してきましたが、いよいよ完成が近づいてまいりました。
この後は外壁の塗装仕上げに入ります。仕上がりによって建物全体の印象が大きく変わる工程ですので、完成がとても楽しみです!