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外壁・屋根まわりの工事が進んでいます/西野の家

建物の外まわりの工事が順調に進んでいます。

今回は「断熱」「防水」「換気」など、おうちの快適さや長持ちに大切な工程について、写真とともにご紹介します。

♦壁の断熱材について

壁の中に入れる「軸間断熱(じくかんだんねつ)」にくわえて、外側にも「付加断熱(ふかだんねつ)」をすることで、断熱性能をぐっと高めています。この青い板状の素材は、家の外側から冷気や熱気をシャットアウトする役割があります。

外壁の断熱工事の様子。青い板は「付加断熱」と呼ばれる断熱材。
壁の断熱材(青い板状のもの)が施工されました

♦窓まわりの防水対策

樹脂製の窓を取り付け、まわりには「防水テープ」をしっかり施工。

とくに、窓の上の釘穴などから雨水が入りこむのを防ぐために重要な作業です。

防水テープが貼られた樹脂製の窓
防水テープ処理がされた樹脂窓

♦外壁の下地

壁の下地として、「透湿防風シート」を貼っています。

これは、外の雨風は防ぎながら、壁の中の湿気は逃がしてくれるという優れもの。さらにその上に「通気胴縁(つうきどうぶち)」という木材を取りつけて、壁の中に空気の通り道を作ります。

雨風を防ぎつつ湿気は逃がす「透湿防風シート」で包まれた外壁。
透湿防風シートが貼られた建物外観

♦屋根の防水

屋根には「改質アスファルトルーフィング」というシートを下葺き(したぶき)しています。

これは、アスファルトにゴムで加えてつくられた防水性の高い材料で、雨水が中に入らないようにするための重要な工程です。

合成ゴムを加えて防水性能を高めたシートが貼られた屋根の様子
改質アスファルトルーフィングが下葺きされた屋根

♦軒(のき)まわりの換気と安全対策

屋根のはしには空気が通る「換気部材」を設置。

これによって屋根の裏の湿気がこもらず、結露を防ぐことができます。

軒の裏側は不燃材で仕上げて、万が一の火災にも備えています。

軒天に不燃材料を使い、換気のための部材も取りつけられている様子。
軒先まわりには、換気部材や不燃材の天井を施工

今回の工事では、建物の断熱・防水・換気といった「見えなくなる部分」をしっかり施工しています。

家の性能を左右する大切な工程なので、写真でも記録しておきました。

 

また進捗がありましたらブログでお知らせしますので、ぜひのぞいてみてくださいね。